各国の言語事情リスト

ケニア編(2005年12月ケニア通過)

タンザニアから帰る途中で、
ほんの少しケニアのツアーガイドさんと
話す機会がありました。

ケニアにやって来る日本人はとても多いので、
ガイドとして役に立つので、日本語を勉強したとのこと。
先生は日本人で、クラス開始当時は20人いたのに
上級クラスにすすんだのは、たった3人。
それくらい日本語は難しいと話してくれました。
今では、平仮名、片仮名が読めるし、
漢字も少し読めるそうです。

そのガイドさんの日本語はかなりお上手なのですが、
早口であること、言葉が聞き取りにくいことなどで、少し頭が痛くなりました。
『ショウキ』 うーーん、なんだろう?
しばらく考えて、話の前後関係から『小雨季』だと分かりました。
『シカミチ』 えっ、ケニアは動物王国だから『鹿道』があるのか?あっ、『近道』のことね。
「ケニアは、小雨季なのに雨が降らず、食料が不足しているので、
アメリカ人がとうもろこしの粉を持ってきました。」
えっ、ケニアは食料不足だから、アメリカ人は自分が食べる分くらい持参するのかな?
何も持たずにタンザニアに行った私たちは、ヒンシュクかな?と密かにドキッ!

でもそれは、アメリカ政府がケニアに食料援助したということでした。

そのガイドさんが、ここまで日本語を話せるようになるには、どれ程の努力がいったことか!
それでも、聞いている日本人には頭が痛くなる日本語でした。
発音指導はとても重要だとつくづく思いました。



トップページへ!