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モロッコは、日本から添乗員同行というツアーで
旅行しました。
現地につくと現地ガイドさが迎えてくれたのですが、
彼は日本語が話せません。
後で聞いた話ですが、モロッコには日本語が
話せるガイドさんは3人しかいないとのこと。
私たちのガイドさんは、日本語は話せないけれど
英語は話せるので、英語が堪能な添乗員さんが
それを通訳するということだったのです。
日本語が話せるガイドさんが付いたら、それはかなり
高いツアーだといえるでしょう。 |
モロッコは、ベルベル人が6割を占める国で、ついでアラブ人。
ベルベル人は、ベルベル語を持っているのですが、共通語はアラビア語。
人口はベルベル人が一番多くても、アラブ人の方が力が強いという印象を受けました。
バスで通過している町でもあちこちでアラビア語が見られました。
もっとも、ベルベル語が文字を持たない言語だという可能性がありますし、
文字があってもベルベル語が目に入らなかった可能性もあります。
モロッコに入る途中のシャルル・ドゴール空港でモロッコの地図を買いました。
フランス語の地図です。
バスで移動中、それを見ているとどこの町を通過しているか分かったので、
アルファベットで町の名前が書いてあったのだと、今ぼんやりと思い出しました。
それが英語だったかフランス語だったか?
でも、どのみちアルファベット。似ているので気になりませんでした。
日本と同じ道路標識もあるのですが、そこにアラビア語で何か書いてありました。
それが読めないので、モロッコでレンタカーを借りて運転するのは難しいと思いました。
他のアフリカの国と同様に、かつてフランス領だったことがあるので、
ホテルでメイド さんは、「ボン・ジュール!」とフランス語の挨拶でした。
私もちょっと気取って、「ボン・ジュー ル!」と応えていました。
ホテルでは、英語がよく通じました。フロントも売店も。
あちこちのお店でも英語が良く通じたのですが、やはり商売に英語は欠かせないのでしょう。
トアレグ人(青い服に青いターバンを身につ けています。)がオーナーだというお店に
行ったのですが、お店の名前はフランス語で『青い人』。でもオーナーは英語がお上手でした。
モロッコでは、アラビア語、フランス語、英語が話せる人は、決して珍しくないそうです。
マラケシュのメディナを歩いていたら、日本語で「やくざですか?」と何度も聞かれました。
『やくざ』って、そんなに有名なのかとちょっとびっくり。 |
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