各国の学校教育・リスト


タンザニアの学校教育
聞き取り調査したものです。記憶違いもあるかもしれません。
お気づきのことを、お知らせください。更なる情報もお寄せくださいますよう、お待ちしています。

タンザニアには、数え方にもよりますが、約130くらいの部族がいて、
しかもこれといって突出した部族がありません。
ですから、共通語はスワヒリ語、公用語は英語となっています。
各部族には、その部族語があるのですが、
幼稚園に入ると、スワヒリ語と英語の勉強が始まります。
部族語は、両親から習うものであって、学校で習うものではありません。(2005年12月)

幼稚園 3年 義務教育
小学校 7年
中学校 4年
高校 2年 成績優秀者はスキップできる
大学 1〜5年 専攻によって年限が異なる
義務教育の年限は14年と長いのですが、
子供が家事を手伝う
重要な働き手である家庭では
子供を学校にやらないケースもあるので、
政府は子供を学校にやるように
キャンペーンを行っていると聞きました。

子供を学校にやらない理由の一つに、過疎の地域に学校が作れないということもあります。
学校まで20kmとかいうのも珍しいことではないようで、しかも交通機関もありません。
ですからタンザニアには、寄宿学校がたくさんあって、
歩ける距離に学校がない子供たちは、寄宿学校に入ります。
公立学校と私立学校があって、やはりタンザニアでも私立の学校は費用がかかるようです。

幼稚園に入ると、スワヒリ語と簡単な英語、数の数え方などを勉強します。
下の写真は、マサイ族の村にある幼稚園です。
3歳から入る幼稚園で、すでに英語の勉強が始まります。

マサイ族の幼稚園の授業 黒板

マサイ族の村に入るには、車一台につきUS60$。
幼稚園を見学すると、寄付金を求められます。寄付すると、子供たちが歌を歌ってくれました。



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