結論から言いますと、意見は分かれるでしょうが、私は違和感を持ちません。
私の意見は次の通りです。
『た』がつくと、英語教育の影響からか『過去形』だと思ってしまいがちです。
日本語の『た』は、動作が完了したことを表すのであって、
それがたまたま現在を中心に考えたとき、『過去形』になるということもあります。
過去形でない例: 明日の朝、起きたら電話してください。
過去にあった動作が今も状態として残っている例: 曲がった道を進むと、私の家は右手にあります。
『曲がった道』は、過去に曲がって作られて、今も曲がっていることを示しています。
フィギュアスケートの選手が、演技後のインタビューで、
「素晴らしい4回転ジャンプでしたね。」 「ありがとうございました。」 と答えていました。