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副詞関連(5)
デービッド
日本語歴:15年
シンガポール
46
 ご質問の件、ご自身が日本で生活されてきたとして、その生活の中で
どの程度反中・反韓感情があると感じているかにかかわるととらえています。
それが特段、刑務所で変わるということはないと思います。
 受刑者個々の体験として、中国(人)から被害を受けた、敵対関係にあった、
という場合を除いて、特段反中・反韓感情が強いわけではないように
私は観察しています。

 上記の文にある
 「それが特段、刑務所で変わるということはないと思います。」
 「特段反中・反韓感情が強いわけではないように私は観察しています。」
なんですが、その『特段』はどの程度を表していますか?

 「特段変わるということはないけれど、だけど変わっている。」や
 「特段反中・反韓感情が強いわけではない、だけど結構強い。」
との意味を持っていますか?
 お示しの文全体ですが、誰が誰に話しているのか分からないので、内容が理解しにくいです。
「『特段』が、どの程度を表しているか?」というご質問にうまく答えることができません。
ですが、お取り上げになった2文は、どちらも『特段~ない』という構文になっています。

デービッドさんは、その構文に着目し、文が持っている意味をよく理解なさっていると思います。
因みに、くだけた文章では『特段』を『特に』に置き換えることも『あり』です。


エ リ
日本語歴:10年
台 湾
45
また分からない日本語があるので、お邪魔させていただきます。

この例文の「ゴリゴリ」はどうな意味ですか?
例: 連休に遠出が嫌いなのは、高速道路が渋滞するし、行列に並んで何かを
するというのはゴリゴリだからです。

辞書の説明も通じてません。
強引に事を行うさま。「ごりごりとむかっていく棋風」
ご質問の『ゴリゴリ』ですが、『コリゴリ』の間違いではないでしょうか。
『コリゴリ(懲り懲り)』は、動詞『懲りる(こりる)』から来ています。

日 本
44
いつだったかテレビで、伊吹文明さんが、菅総理の発言「素直にお詫びする」を
正しい日本語ではないと言っていたように思います。
チラッと一度だけ聞いた話ですが、以来気になっています。
正確に聞いたかどうかも分からないのですが、おかしいような気もしますし、
別にいいじゃないの?とも思います。
ご意見をお聞かせください。
私も伊吹さんがコメントしているのを、テレビでチラッと見ました。
もう一度詳しく聞きたいと思いましたが、聞くチャンスはありませんでした。
その後だったか、坂上忍さんが別の会話の中で、「僕だったら素直に謝ります。」
と言っているのを聞いて、全然違和感がありませんでした。
菅総理だと、やや違和感がありますね。
『素直に』の意味とかは別にして、かなり年配であったり、高い地位にいたりする人が使うと
違和感があるのかな?と思いますが、その時の菅総理の心情であれば、
それ程の問題ではないのではないでしょうか。

菅総理の発言で、ご子息に『申し上げた』を使っておられたのは、気になりました。
凡ミスだとは思いますが・・・・・・。
敬語を正しく使うのはとても難しくて、私もしょっちゅう間違えます。

タマ
日 本
43
「すいすい」と「すらすら」の使い方で、知り合いと口論になってしまい困っています。
下記の質問について、ご回答頂けたら助かります。

ある場所へ向かう計画を立てていた場面で、
私)  すらすら行ければ3時までには着くかな。
と話をしていたのですが…
「すいすい」という表現なら分かるけど、
そこで「すらすら」は使えないんじゃないの?と言われました。

「すいすい」「すらすら」どちらも同じ意味を含んでいるので、
私的にはどちらでも良いのでは?と思ったのですが…
上記の場面では「すらすら」という表現は使えないのでしょうか?
いつも『私見』としてお答えしています。。
『すいすい』と『すらすら』ですが、どちらも『物事が順調に進む』ときには
同じように使えるのではないでしょうか。
ただ、『軽やかな動作』の場合は、『すいすい』のみ。
トンボがすいすい飛んでいた。  OK
トンボがすらすら飛んでいた。  NG

ご質問は、
すらすら行ければ3時までに着くかな。  OK
すいすい行ければ3時までにつくかな。  OK
私の個人的な感覚だと『すいすい』を使うことが多いような気がしますが、
でも、どちらもOKだと思います。

FUJI
日 本
42
現在、私は湖の水質調査結果の報告書を作成しており、
そのなかのコメントといたしまして、
「~~最大値を更新した分析項目が多く見られた。
すなわち、A、B、C及びDである。」
(A~Dは便宜上の分析項目名です。
ここでは4つですが実際は10個ほど並びます) のように書いたのですが、
これにつきまして、上司より、
「この、すなわちの使用方法はおかしい。
すなわちは、直前の『~多く見られた。』までを受けるので、
『~~最大値を更新した分析項目が多く見られた。
すなわち、A、B、C及びDが最大値を更新した。』とするのが正しい」
と言われました。
すなわちが『イコール』や『言い換え』の意味であることはわかるのですが、
すなわちは、上司のいうとおり、
必ず直前の語句を受ける必要があるのでしょうか。
私のように、少しさかのぼり、
『分析項目』を受けて『A~Dである』と結ぶことは
すなわちの用法として不正確でしょうか。

このことにつきまして、ご教示いただければ幸いです。
ここでお答えするのは、『私見』です。
色々な意見があるなかの、単なる一つだとお考え下さい。
結論から言いますと、『どうでなければいけない』 というほどのことはないという気がします。

『すなわち』で結ばれる前の文と後の文、
あるいは、『すなわち』で結ばれる前の句と後の句のバランスの問題で、
このバランスが崩れると、多少の違和感が発生するのかな?と思います。

「~~最大値を更新した分析項目が多く見られた。すなわち、A、B、C及びDである。」
前の文『~~最大値を更新した分析項目が多く見られた。』と比べて
後の文『A、B、C及びDである』は、
何かが省略されているような バランスを悪さを少し感じます。
『~~最大値を更新した分析項目が多く見られた。
すなわち、 A、B、C及びDが最大値を更新した。』
とするのが正しいかどうかは別にして、私もこちらの方が違和感がやや少ないです。

私なら『すなわち』を使ってどうするか?
「~~最大値を更新した分析項目が多く見られた。
その更新した分析項目とは、すなわち、 A、B、C及びDである。」

『すなわち』を使わなければ、
「~~最大値を更新した分析項目が多く見られた。それは、A、B、C及びDである。」
(『それらは』にした方が良いかもしれません。)

文章というもの、人それぞれに好みがあるので、
「これが正しい!」と断定することは、難しいといつも思います。

河原崎
日 本
41
私の友達であるアメリカ人の友達(日本人)が、
話の合いの手にヤッパ、ヤッパというというのです。
そのアメリカ人からどういう意味かと聞かれて、
分っているようでもうまく説明できないので困っています。

なんとかうまく説明できる方法を教えて下さい。
『やっぱ』は、自分の予想とか考えが、
事実とぴったり合ったときに使う副詞『矢張り』が変化したものですね。
『矢張り』→『やはり』→『ヤッパ』

話の合いの手に『ヤッパ』を何度も入れるのは、
話ながら、「うん、自分は間違っていない。」と確認しているんでしょうね。
口癖になっている人いますね。



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