昨日から村上春樹氏の「街とその不確かな壁」を読み始めました。 内容の中に、「街は高い壁にまわりを囲まれているの」と書かれている部分があります。 私の感覚としては「街は高い壁にまわりが囲まれているの」と書いた方が 文法的には正しいことではないかと思いますが、ご意見頂きたいです。
私の日本語話者としての直観では、どちらもOKのように思えます。 でも、ではどう違うのか?と考えたとき、エッ、となってしまいました。 そして、正直しばらく考えました。 文脈がないと何とも言えないのですが、 村上春樹氏の文では、『まわりを囲まれている』部分が協調されている。 李さんの文では、『街』の状態を表現している。 これでいいのかな??? いずれにしても、大きなニュアンスの違いはないように思います。
日本語を、中国で個人教師の元で1年、来日して日本語学校2年、大学法学部で 4年勉強しました。 さて、質問させていただくのは、今日仕事で中国の裁判に至った離婚訴訟に関する 文書を日本語に訳しましたが、「夫妻の共同財産である中国X県X市X区 Xマンション303号室の、家、の所有権を妻に移転する。」という句の中の「家」を、 「家、部屋、住宅、家屋、不動産」のどっちが適切でしょうか? 中国語の原文は、「房屋」です。戸建みたいな建築を指し場合が多いです。広義的に 住むために買うマンションの一室(本件の部屋はこっち)をも言います。 私は、「部屋」で仕事を終えましたが、なんか家の中の一つの部屋(例えば寝室)に 聞こえる気がしますが……「家」正式な場面で良くないですね、「家屋」なら建築です かな?不動産だと抽象的で夫妻が住む家って言うイメージがなくなるし、やはり 「住宅」がふさわしいでしょうか? ちなみに「屋敷」はどの場合に土地を、どの場合に建物を指しますか? 仕事じゃなく日本語を研鑽する目的で聞かせていただき、ご回答いただければ 幸いです。
私は、不動産関係用語とか法律用語とかについては詳しくないので、私見を述べさせていただきますね。 『中国X県X市X区Xマンション303号室の所有権』で良いと思います。 『家、部屋、住宅、家屋、不動産』のどれも必要ないように思います。 一般に『屋敷』と言いますと @広い敷地に大きな家が建っている、というイメージですが、 A単に一戸建て住宅を指す場合もあります。 例:家屋敷を売って、引っ越しました。(この例文だと『屋敷』は、土地という意味かも知れませんね。)