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動詞の見分け方についての質問です。
動詞の辞書形をみて種類を見分ける方法はよく見かけるのですが、
ます形のままでもある程度、五段動詞か一段動詞かの見分けがつく
とある参考書に書いてありました。
これは、私が作った例ですが、
例えば、「時間がないので、いそぎましょう。」
という文があったとします。
生徒は「いそぎます」の意味がわからないから
辞書型になおして調べたいとします。
いそぎましょう→いそぎます いそぎます→この辞書形はなにか?
この動詞が五段か一段かがわかっていない場合、
生徒はまちがって「いそぎる」が辞書形だ
と思ってしまうことがあるのではないかと思います。
「いそぎます」の形だけを見て
五段か一段かを判別する方法はなんですか?
「食べます」なら「ます」の前がエ音で終わっているから、
一段と予測がついて、
「ます」をとって「る」をつけたのが辞書形とわかるけど、
「飲みます」の場合は、「ます」の前がイ音で終わっていて、
ほとんどの場合はそれは五段だと予測はできるものの、
一段動詞のなかにも、
あびます かります おります わかります おきます など
「ます」の前がイ音でおわるものがあります。
だから、それらはもう覚えてしまうしかないのか、
それとも見分ける方法があるのか?というのが疑問なのです。
自分なりにした考察は以下のようです。
五段の動詞は
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よみます |
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かきます |
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かいます |
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たちます |
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およぎます |
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とびます |
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よみます |
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しにます |
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いきます |
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などで、 |
「ます」の前がイ音で終わる。
一段だと
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たべます |
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おしえます |
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うまれます |
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しらべます |
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あけます |
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ならべます |
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つとめます |
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つけます |
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で、 |
「ます」の前がエの音になるものと
「ます」の前が一音のものの2種類が考えられる。
しかし、説明が出来ないのは以下のものたち。
「ます」の前がイでおわって
五段とどうやって区別をすればいいのかわからないのです。
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あびます |
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かります |
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おります |
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わかります |
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おきます |
これらは、例外として生徒に覚えさせるしかないのでしょうか?
それともなんらかの形で「ます」の前がイ音でおわるものを
五段か一段か見分ける方法があるのでしょうか?
辞書型からの区別はどの本にも載っていますが、
ます型からの区別は私が持っている参考書では
みつけられませんでした。ご指導よろしくお願いいたします。
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