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聴覚障害児への言葉の指導は、未知の世界ですので、お役に立てるかどうか分かりません。
でも、外国から来た子供たち・成人への日本語指導という観点から@に関しお答えしますね。
お尋ねの助詞は格助詞ですね。
格助詞というものですが、私は日本語教師の訓練を受けるまでは、
『名詞に付くモノ』という観念でいたように思います。
格助詞が『名詞に付くモノ』であることに間違いはないのですが、
指導者は、『動詞によって決まるモノ』という考えを持つことも大切かと思います。
「テレビを見る。」「映画を見る。」「漫画を見る。」「絵を見る。」
のように『見る』には『を』を使います。
同じように、『たたく』には『を』を使うと教えてはどうでしょうか。
もちろん、子供たちに格助詞などという言葉を使う必要はありません。
Aですが、これもお役にたてるかどうか分かりませんが、
外国から来た子供たちに日本語を教えるときのための、
使いやすい教科書が出版されていますので、ご紹介します。
『ひろこさんの たのしい
にほんご』 本冊1800円(税別)
著者:根本牧
屋代瑛子 出版社:凡人社
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