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『○○を ◎◎に かえる』というように
『かえる』は、『を格』と『に格』の両方をとりますが、
どちらかが省略されていることも多いですね。
『を格』は変える対象、『に格』は変化の結果を示します。
『私の命にかえても』の方ですが、
これでは、子供を殺しても自分は助かりたいと誤解されることもあるかもしれません。
だと意図がはっきりします。
『命にかえても』は、『命と引き替えてもいいから』という慣用句だと
考えた方が良いのではないでしょうか。
『に』と『を』が両方当てはまる文という意味がよく分かりません。
『を』と『に』の順序を問題にしていますか?
例えば、「加藤さんは嫌な仕事を同僚に押しつけた。」だと
「加藤さんは同僚に嫌な仕事を押しつけた。」もOKになるのですがーー。 |
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