私は、福祉現場や医療現場を知らないし、学術的には詳しくないので、ご希望に叶うようにお答えするのは
難しいのですが、外国人の受け入れという点と私見を、少し述べさせていただきます。
【質問1】について
どちらが好ましいか?とご質問を受けたら、『どちらでも良い』あるいは『分からない』と答えます。
日本語を専門に勉強していて、習得が進んでいる外国人が対象なら、省略なしの文で示したいです。
日本語学習に困難を感じている外国人学習者には、その限りではありません。
私個人は、書く場合も読む場合も簡潔な省略のある方を好みます。
【質問2】について
外国人に日本語を教えるとき、文法用語は最小限にします。
日本人に国語を教えるときと外国人に日本語を教えるときとでは、この2者は似て非なるものです。
「文法的にどういう説明になりますか?」というご質問には、お答えすることができません。
チリのサンチャゴ大学で教えていたとき、
学生は木村拓哉→キムタク、松本潤→マツジュン、自動販売機→自販機
だと、すでに知っていました。
そして、「日本語は短くすることが多い。」とも知っていました。
『神内』というのは、私には初耳なのでわからなかったのですが、
『神経内科』だと皆さんがご存知なら、使って問題ないと思います。
【質問3】について
日本語指導をするとき、『複合名詞』という言葉を使ったことがありません。
国文法は『学者の数だけ諸説ある』と言われています。
学校文法は、文部省が決めたものがあるかと思いますが、
学校文法から離れて長いし、何ともお答えできません。
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