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 名詞関連(4)
秋田犬
日 本
40
最近テレビで「秋田犬」を「あきたいぬ」と話しているのを聞きました。
私は、子供の頃から「あきたけん」と言ってきたので
本当にびっくりしました。
「あきたいぬ」「あきたけん」どっちかが間違いなのでしょうか、
それとも地域によって呼び方が違うのでしょうか。
私も『秋田けん』と言います。
でも、ずーっと以前、犬好きの知人から『秋田いぬ』と呼ぶのが本来なのだと聞きました。
それを聞いても納得がいかず、調べたところ、
『秋田いぬ』がいわば本則で、『秋田けん』は許容なのだ
という意味のことが書いてある文献がありました。
私も本当にびっくりしました。

地域によって、呼び方が違うかどうかは分かりません。

[日本語調査結果(113)]をご覧下さい。

片 岡
日 本
39
会社で最近入ってきた社員が電話で取引先や社内の人と話している時に、
「〜の件な のですが・・・」と言っているのがなんとなく耳について離れなくて
毎回聞くたびに ひっかかります。
特に「なの」を強く言っているので気になるのかもしれません。
私自身その部分に特別な意識をしたことはなく、思い返してみると、
取引先には「〜 の件でございますが・・・」又、
同僚等には「〜の件なんですが・・・」と言ってい るような気がします。

特段気にする必要のないことなのか、直した方がいいのか、
よろしければ教えていた だけますでしょうか?
次の四つの文についてお考え下さい。
A「〜の件なのですが・・・。」
B「〜の件なんですが・・・。
C「〜の件ですが・・・。」
D「〜の件でございすが・・・。」
Aに出てくる『の』ですが、格助詞だという説もあるのですが、
私は形式名詞の説をとっています。

まず、AとBについてですが、 『nano』→『nan』となったもので、意味に違いはありません。
『なの』より『なん』の方がより口語的かと思います。
次ぎにAとCについてですが、 Cは、事実を事実として話しているのに対して
Aには、話したい気持ち、熱意といったものが加味されます。
他の例を引きます。
「どこへ行くの(ん)ですか。」は、 「どこに行きますか。」より、知りたい気持ちが強く、
「私、引っ越しするの(ん)です。」は、 「私、引っ越しします。」より、
話したい気持ちが強いということです。
CとDでは、 DがCより丁寧で敬意が高いとう点が違います。

こんなところでどうでしょうか。

ハリケーン
日 本
38
ある歌手のコンサートに行ったのですが、
歌の間のトークで、『おじいさん』『おばあさん』という言葉が何度もでました。
この場合の『おじいさん』『おばあさん』は、『お祖父さん』『お祖母さん』ではなくて、
『お爺さん』『お婆さん』でした。

この歌手は、自分の年齢が52歳だと言っていました。
私は聞きながら、いったいこの歌手は『お爺さん』『お婆さん』を
何歳ぐらいというか、何歳以上の人だというイメージを
持っているのかと考えました。

言葉のイメージは、人によって違うと常々思っていますが、
『お爺さん』『お婆さん』とは、何歳ぐらい以上の人だと感じられますか。
難しいですね。
そう言えばという感じで、知人のことを思い出しました。
彼は、「電車で席を譲られると、老人扱いされたようで不愉快だ。」とよく言っていました。
ところが気が付いたら
「電車で席を譲ってもらって助かった!」というようになっていました。
その人が何歳なのか分からないのですが、
電車で席を譲ってもらって嬉しいと感じたとき、『お爺さん』になったのだと思いました。

[日本語調査結果(117)]をご覧下さい。

き よ
日 本
37
いま授業で形容詞の勉強をしております。
楽しく形容詞をおぼえれるように「Who am I?」というゲームを行っています。
私が有名な人物の特徴を列挙して、
生徒にその人物が誰であるかを当ててもらうクイズ形式のものです。
そこで性別をいうときに、いつも「私は男です」がいいのか、
「私は男性です」といった方がいいのか悩んでいます。
「私は男性です」という表現はどうなのでしょうか。
私はなんとなく「男性」が「男」より
尊敬のニュアンスをもってるように感じるので、
他の人を指して「あの人は男性(男の方)です」と言えても、自分の
ことのときは「私は男です」という方がいいように思いますが、
自信がありません。

生徒に教えるとき「私は男性です」という言い回しは適切だと思われますか。
ご意見のほどよろしくお願いいたします。
「私は男(男性)です。」という言い方は、
ゲームのとき、E-メールのときぐらいしか使わないですね。
以前テレビドラマで『WITH LOVE』というインターネットで恋愛するお話がありました。
そこにこういうのがありました。
「hataさん、あなたは男ですか?女ですか?」
「hata 男。」
Eメールでの会話です。

現実の生活の中で、「私は男です。」と発話する状況は殆んどありませんね。
「私だって女です。」とか言うこともありますけれどーー。
まぁ、自分のことを話すとき、『女/女性』、『男/男性』、
どちらを使っても構わないように思いますが、
『女、男』というより『女性、男性』と言ったほうが、あたりが柔らかくて
その意味で丁寧語だと言えるかもしれません。
一般的にいって、女性の方が男性より丁寧語を使う頻度が高いと言われています。
それにも留意すると更に難しくなりますね。

かんき
日 本
36
時刻の表示で奇妙に思うことがあります。
『AM、PM』(←小文字で『am、pm』でも構いませんが、) この略語は、
それぞれ午前、午後を意味するものですが、
英語、及び欧州各国語では、これを後置するのが正しい用法です。
午前7時30分ならば『7:30AM』、午後2時ならば『2:00pm』としま す。
ところが、現在、この正しい用法をしている場面の方が少なく、
前置するのが まかり通っています。
これは、日本円の記号『¥』を用いて、
1200円を『1200¥』とするのと 同じように奇妙なことです。
よろしければこの件を、是非、日本語調査で取り上げてみてください。
『AM』=午前 『PM』=午後 だと覚え込んで、
その結果『午後2時』の『午後』を『PM』に置き換えた結果なのでしょう。
実を言えば、私はこの点について違和感はありませんでした。
言われてみて、「ああ、そう言えばーーー。」と思いました。

次回の日本語調査で広くご意見を伺ってみようと思います。

かんき
日 本
35
NTTの請求書の差出人欄に「還付先」とあるのにお気づきでしょうか。
「還付」とは、本来の権利者に戻すことを言う語です。
請求書を財産と考えるようで奇妙です。
このNTTの請求書の「還付先」は、
単純にこの郵便物の返信先を書いているだけのことですから、
『返信先』或いは 『差出人』とすれば良いと思います。

僕はこの点をNTTに伝えましたが、
対応に出た職員の見識では改善が望めそうもありません。
みなさんはこの「還付先」という言葉の使い方についてどう思われるか、
調査して下さい。
調べてみました。確かに小さな字で書いてありました。
確定申告のときに、税金の還付とか書いてありますね。
どうして、NTTの請求書の差出人欄に『還付先』とあるのか、
次回の日本語調査のときに質問項目に加え、広くご意見を伺いたいと思います。

朋 子
日 本
34
今疑問に思っていることについて教えてください。
「応対」と「対応」についてです。
顧客応対? 対応?   電話応対? 対応?
いつも考えて最終的にわからなくなっています。
自分としては、
「応対」:
「対応」:
お互いのやり取りが流れるように進むこと。
一つの物事にたいして結果を出すために
応対よりも考えて相手に応えること。
「 かな〜と思っています。(感覚的ですが・・・)
初めて考えてみました。
『応対』: 対象は人に限る。
訪問者とか客に対して、相手の話に受け答えする。
『対応』: 対象は人とは限らない。
相手や状況に応じて行動する。
厄介ごとを対策する。
『顧客応対』『顧客対応』『電話応対』『電話対応』
状況によりどれもありえるのではないでしょうか。

セイウチ
日 本
33
飲食店などに入ると、「何名様ですか。」と訊かれますが、
「何人様」ですかと訊かれることはないですよね。
そして私達は、「名」で訊かれてもいるにもかかわらず、
「○人です。」と答えることが多いと思います。
「名」で答えても良いのでしょう が…。
「名」に尊敬的意味が含まれているのかとも思いましたが、
そうではない使い方もありますし、よくわかりません。
しかし、「人」よりは「名」のほうが硬い表現のように感じます。
こう感じているのは私だけでしょうか。
言われてみれば、という感じです。なるほど!
「何名様ですか。」と聞かれて、「○人です。」と答えることが多いですね。

考えて見ると、『名』の方が『人』より改まった感じがありますね。
僅かな差だとは思いますがーーー。

り え
日 本
32
私はハンガリー人のお友達に日本語を教えている日本人です。
先日テキストに、
「海外に赴任するときには、引越し代と航空費は会社から支給 されます」
という文章があり、違いは何かと質問されましたが、
しっくりくる答えが見つかっていません。

引越し代と引越し費用は、どちらも使うことができるように思いますが、
航空代と はいわず、航空費用。
交通代とは言いませんが、交通費はOKですよね。
交通費の代わりに、
より具体 的に電車、バス、飛行機、タクシーとなると代が使われますよね。
代金は買った品物に対して支払うお金と辞書にあるので、
お金を払うときに「買う 意識があるか、ないか」という違いかな、
という気がしていますが、 如何でしょう ?
たとえば、引越し(または旅行)を商品とみなした場合は代金、
引越し(また は旅行)を家具を移動させたり観光するための手段
とみなした場合は費用。

ご意見をお聞かせいただければ、 幸いです。
言葉の使い分けには、
『明確に違いがはっきりしているもの』と
『境界がはっきりしないもの』とありますね。

『引っ越し費用』というと、『引っ越し業者に支払う金額に雑費を加算したもの』で、
『引っ越し代金』というと、『業者に支払う金額そのもの』という気がします。
しかし、『代金』は支払う立場に立った言い方なのでしょうが、
混用してしまう場合もかなりあるように思います。

言葉の使い分けの説明を求められると、
明確にできなくて苦しいことがありますね。
規則通りにぴったりと分けられないことも多々あると
分かってもらうことも必要かと思います。

因みに私は『飛行機代』という言葉は使いますが、
『航空費』という言葉は、初めて目にしました。

真 美
日 本
31
「間違い」という言葉がありますが「間違え」とどう使い分けるのですか?
間違えーました
間違えーです
間違えを起こす
間違いーました
間違いーです
間違いを起こす
このように様々な使い方があると思いますが
どちらが、正しいのでしょうか?
また、どう使い分けるのでしょうか?  
私は語尾が「ました」や「ます」等の場合が「間違え」を用い、
語尾が「起こす」など動詞の場合が「間違い」を用いるのかと思いましたが
本当はどうなのかわかりません。
普段言葉で発する時は「い」も「え」も考えずに発音し
誤魔化しているような気がします。
『間違う』は、五段活用動詞で、
『間違える』は、下一段活用動詞です。

動詞マス形の『マス』を取ったものが名詞になることがあります。
帰ります
踊ります
見せます
→
→
→
帰り
踊り
見せ


→


店
間違う
間違える
→
→
間違います
間違えます
→
→
間違い
間違え
この規則を使うと
『間違い』も『間違え』も名詞として存在するわけですし、
事実辞書によっては、両方出ているものもあります。
しかし、一般には名詞『間違え』はほとんど使われず
『間違い』に一本化されているように思います。
使って間違いというわけではないでしょうが。

もちろん、『間違え』は動詞の活用形の語幹としては使われていますがーー。



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