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 表記関連(3)
ky310723
日 本
30
今まで、手書きですと「〜ございます」と自然に書いていたのですが、
最近の相手からのメールで「〜御座います」が頻繁に配信されてきます。
私としては違和感を感じている日々です。
さて、どちらが日本語の正しい表記でしょうか。
ワープロ変換すると、「御座います。」と出るので
実際にペンで文字を書くときは「ごさいます。」と書く人も、
パソコンに向かうと「御座います。」を使っているのではないかという気がします。
どちらを使っても問題ないように思います。
文部科学省の方針かと思うのですが、
最近漢字書きであった言葉を、ひらがな書きにする傾向があるように感じますがーー。

どちらを使うかは、個人の好みとかTPOで選べば良いと思います。

日 本
29
格闘技の世界などでよく使われる「オス」という挨拶は、
「おはようございます」の真ん中をごっそり省略して
「オス」となったと聞きました。
しかし「オス」と言うのを
よく漢字で「押忍」と表記してあるのを見かけるのですが、
「おはうございます」を省略したのに
何故「押忍」という漢字を当てたのでしょうか?
何か武道の世界特有な意味合いなどがあるのでしょうか?
私は、「オス!」は、一部の人が使うだけの、うーーん何と言えば良いのか?
つまり、日本語の本道から外れた言葉だと思っています。

「押忍!」という漢字も、いうならば劇画の世界で勝手に使っている当て字で、
特に意味がないような気がします。
「夜露死苦!」なども同じですね。

そう、特に深い意味合いはないように思います。

キウチ
日 本
28
よく文書に「・・・など」とか「・・・等」が使われていますが
意味的には、同じと思 うのですが
文書に使用する場合の使い分けとかのルールがあるのでしょうか?
『等』を『など』と平仮名読みするのは、常用漢字表に含まれていません。
ですから、最近は『など』と平仮名表記する場合が多いような気がします。
どう表記するかというルールは、各自治体とか会社とかで
それぞれ決まっている場合もあるようですが、詳しくは分かりません。

私は、文を書いていて升目にうまく入らないと、 『など』を『等』に変えたりします。
漢字を使ってはいけないという程のことはないと思いますのでーー。

日本語調査結果(123)]をご覧下さい。

オオタ
日 本
27
質問は、「・」についてです。
よく「チャールズ・チャップリン」と表記される時に使われる「・」です。
この場合の使用方法は何となく分かります。

ですが、 「りんご・みかん・ぶどう」とあると 実は「?」じゃあありませんか?
無条件に慣用的に「・」は 並列の接続詞と同じ働きを示してはいませんか?
「りんごとみかんとぶどう」てな具合に。

そもそも「・」って、 何なのでしょうかね?
『つなぎ符号』と呼ばれるもので、外来語の複合語の表記に使うものです。
しかし、複合語の表記は特に決まっていなくて、
チャールズ・チャップリン
チャールズ チャップリン
チャールズ=チャップリン
    :
どのように書いてもよいようです。

『つなぎ符号』が漢字、ひらがなの表記に使ってあると、私も違和感があるのですが、
慣れてくるのも時間の問題のように思えます。

sophisticater
日 本
26
先日、ある方から、日本の漢字は中国から伝わったという見解があるが、
実際には、日本にあった古代文字が中国へ渡り、漢字に発展した後に、
日本へ戻ってきたという歴史があるといわれました。
しかし、歴史を覆す危険のあることと、確固たる歴史的事実も少なく、
また中国側もそれを認めないなどの諸事情により、
今もって歴史の一ページには加えられていない、との事です。

たしかに私も昔、荒俣宏氏の本の中で、
そのような内容を読んだ覚えがあります。
これは、本当のことなのでしょうか?
また、確固たる証拠が無いとはいえ、
どこかにそれを暗示する内容が出ていたと思われますが、
それはどこから得たのでしょうか?
もしよろしかったら、お返事、お待ちしております。
お尋ねの件は、私には分かりません。
しかし、いろいろな立場でいろいろなことが言われているように思います。
例えば、在日韓国人の方の著書で次のような内容のことを読んだことがあります。
「日本語のルーツは、韓国語(当時は韓国とは言わなかったのですが) である。
そのことは、日本では認められてしない。」
日本人の学者で、次のようなことをいう人もあります。
「韓国語と日本語は文法は似ているが 全く別の言語である。」
(この件は、証明されたと日本語教師養成校時代、授業で聞きました。)

日本史でも、「定説はこうだけど実はこうなんだ。」というお話はたくさんあります。
本当のところはどうなんでしょうか。

m.black
記名無し
25
漢字はいつ、誰が伝えた?
諸説あるらしいのですが、 4世紀中頃、韓半島を経由して
日本に入ってきたというのが定説かと思います。
具体的に日本に漢字をもたらした人の名前は分かっていません。
漢字の伝来は1時期だけでなく 何度も入ってきました。
だから、音読みが複数あるのです。

OA
日 本
24
「・・・という論理をおしすすめる」「リストラをおしすすめる」という場合、
どちらも「推し進める」(押し進めるではなく)でいいのでしょうか?
両方とも『推進する』という意味だとすれば、『推し進める』だと思います。

えみ子
日 本
23
句読点の点の付け方なのですが、どういったルールがあるのでしょうか?
英語で したら、ピリオド、コロン、セミコロン等
はっきりとした法則があるのですが、日本語もそうでしょうか?
文部科学省が今現在どのように決めているか、というご質問でしょうか。
だとすると、私にも良くわかりません。
文部科学省の見解は時代に応じて変わるものですし、
いわゆる学校文法という規範のためのもののようです。
私たち日本語教師が、外国の方々に日本語を教える場合、学校文法は使いません。

元々日本語に句読点はありませんでした。
古文に句読点はないのですが、
それでは難解だということで 句読点を追加して読んだりしているのです。
ですから、文章をお書きになるとき、
読んだ人に誤解がないように、読みやすいようにお考えになって、
句読点を入れれば、それで良いと思います。
句点は文章が終わるときにつけるものですが、
読点の付け方は、個人の感性による部分が多いように思います。

日本語の文章では、『?』は付けないことになっていますが、
英語の影響でよく見かけるようになりましたね。
規範で言えば間違いだと思うものの、私も分かりやすいのでつけています。

日本語調査結果(100)]をご覧下さい。

なかざわ
日 本
22
言葉のつかい方を注意する場合に、文書で伝える場合があります。
  この時、「使う」を使用するのか「遣う」を使用するのか迷っています。
  「ことばづかい」とは漢字で「言葉遣い」と書くのが正しいと思いますが、
例えば、
a: 「<A>ではなく、<B>という言葉を遣って下さい。」
という場合と、
b: 「〜ではなく、〜という言葉を使用して下さい。」
という場合があるとします。

aの場合は、「遣」ですが、bの場合は「使」になります。

お金の場合も「遣う」を用いますが、お金の場合は「お金を使用する」
という表現は耳慣れない感じがします。
そもそも、お金や、言葉には「使用する」という動詞は
つかってはいけないのでしょうか。

「このような言葉を遣った方が良いです」
「このような言葉を使った方が良いです」
どちらが正しいのでしょうか。
基本的には、ほとんどの場合、『使』『遣』の両方使えると思います。
でも、『使』の方が『遣』より使われる範囲が広いです。
お風呂に入ることを、『お風呂を使う』とも言いますが、
『お風呂を遣う』とは、言いません。
『炊飯器を使って、赤飯を炊く』とは言っても、
『炊飯器を遣って、赤飯を炊く』とは言いません。

字の雰囲気としては、『遣』の方が雅な感じがありますね。

『言葉遣い』は、これで慣用的になっていますから『言葉使い』とは言いませんが、
本来的には、『言葉使い』もOKだと思います。

『使用』の意味ですが、私は繰り返し使えるものに対して使う言葉だと思っています。
お金は、使えばなくなるので『使用』とは言わないのでないでしょうか。
このことを以前友人の話していて、
「『石鹸を使用する』と言うねぇ。」ということに話が及びましたけれどーーー。

言葉は繰り返し使えますね。
『使』『遣』の両方使えると思います。

NAKANO
日 本
21
「サービスを受けた記録」という言葉を 漢語を使って「サービス○○の記録」
あるいは「サービスの○○の記録」と書く必要が 生じました。
サービスやそれに近いことがらを人に施すことについて、 施術 あるいは
授与 と表現することが(若干違和感は ありますが)可能かと思います。

サービスに限定せず、何らかの施しを受けることを 受領 拝受 拝領 受給
などと表現することが可能かと 感じました。
受益だと、受けることによるプラスが明確である という 雰囲気が生じます。
サービスに形容の言葉がつけば、
「自治体による図書館サービスの受益者」 という表現が可能になりますが、
形容の言葉がつかない 「サービスの受益の記録」は、かなり変です。
−−−−−−−−−
とここまで書いてから
本棚の隅に講談社の 「類語大辞典」があるのを思い出して、
「受ける」 p.640から を調べてみましたが、
サービスを受ける を サービスの○○ あるいは 役務の○○ 
と表現するのに適した 漢語は、なかなか見つかりませんね。
お時間があれば、お知恵を拝借いたしたく。
私も思いつかなくて、角川の大辞源を調べたところ
『受取』(じゅしゅ)という言葉がありました。
私にはあまり聞き慣れない言葉ですけど、どうでしょうか。



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